全ての女性が働くことに魅力を感じるか

ヘレンケラーやナイチンゲールの様に、女性が自立して社会に貢献し、偉業をなしとげた人物はたくさんいます。
しかし、昔は日本でなくとも女性は家庭を守ることが第一で、あまり自立して社会に貢献する方はいませんでした。
それでも、昔の様に女性が自ら望んで、社会進出を望む際、男女の性による差別や、能力のある女性の地位を阻害するようなことは、当然なくすべきだと考えます。
しかし、アベノミクスが働く女性の支援を経済の柱とすることには疑問があります。
今でも、多くの女性の中には、結婚して幸せな家庭を持つことに魅力を感じて、子供がある程度の年齢に達するまでは、主婦として家庭を守ることを望む方は多くいます。
正直、基本的な男女の性の違いは、全ての生き物がそれぞれに役割分担を担っていて、人間の場合は体力のある男性が狩をおこなって食糧を調達することが、役割分担とされてきました。
その為、女性と男性とは、仕事に対する考え方や魅力の感じ方に大きな違いがあります。
現在は、とても科学が進歩し、食糧の生産も機械化が進み、また工業製品の製造は、あまり労働力をかけなくとも、大量の製品を作ることが可能になりました。
しかし、その反面、不要となった労働力は、男性の失業者の増加や賃金の低下を招き、現在は女性の労働力の支えが無ければ、家計が成立っていかないのが現状です。
科学の進歩による合理化は、間違いなく誰かが潤っております。
現在の資本主義の流れは、そろそろ終焉にしなければ、社会のバランスが大きく崩れています。