合コンとは懐かしい言葉である。そんな会に行ったのはいつが最後だっただろうか。少なくとも30を過ぎてからは参加した事がない。一人暮らしを始めてお一人様人生を謳歌していたわたしは友人達との繋がりをほとんど絶ってしまったため、異性との出会いどころか女子会なんてのも無縁の人生のまま年を取ってしまった。しかし今更合コンをしたいなんて思えない。女子会なんてものはもっと御免こうむりたい。
だいたいこの年で今更合コンなんて参加したら本気で結婚相手を探すためにギラついているおばはんそのものではないか。そう考えている内は本気で結婚を考えていない証拠である。そんなものより同じ趣味の者同士が集まって好きな事について語り合うオフ会の方がなんぼかマシである。いつかやってみたい。そんな出会いなら大歓迎なのだが誰も誘ってくれる人はいない。この様にいつまで経っても受身のままで居ては出会いなんて生まれる筈がないのである。
女性の仕事にも付き合いで参加しなければならない飲み会等あるだろう。皆さんは一体どうやってかわして断っているのだろうか。仕事の一貫だと割り切ってしまえば何とかやり過ごせるだろうが給料が出ない仕事は辛いものがある。
そもそも合コンとは10～20代の若者が集まる事の名称であって、30を過ぎたら合コンとは言わない。それは婚活である。大人の合コン＝お見合いパーティーとも言う。周りの友人は参加していると言うのだが、ちょっぴり疎外感があって淋しいと感じる。やはり一度は参加しなくてはいけないのだろうか。